2017-09-01

車を貸すリスク

今回は天体とは別に思うことを書いてみる。

車の所有についてどうありたいかを色々話し合ったが、その中で一つ結論が出たのは「自分の車というのは基本的に貸さない、出さない」ということである。(相乗りによる運転交代は除く)

貸すというのは、ビジネスでいうと「ハイリスク、ノーリターン」である。もちろん、ガソリン代とコーヒー代ぐらいのお礼は出るかもしれないが、それでも事故・違反のリスクを考えると、割が合わないのであろう。なにしろ、何かあった場合は、運転手だけで無く、所有者も責任を負うことになる。保険も使用された場合は等級も下がる。しかも、忘れてはならないのは維持費(駐車代、オイル代、タイヤ代、税金代など)も掛かっているのである。それが、ガソリン代とコーヒー代300円というのは安すぎるのではないだろうか。

したがって、「友人なんだから」、「助け合ってよ」という理由であっても、絶対に貸すべきでは無い。
もし、どうしても車が必要というのであれば「レンタカー」か「カーシェア」を紹介すれば良いだけである。

もう一つは、「車は借りないけど、出してくれないか？」というのもあるだろう。これも基本的に断る。
「タイムイズマネー」というように自分の時間(人生)があるわけで、お願いする方の都合で出してもらうというのは結構負担が掛かる。
もし、どうしてもという場合はビジネス的に考えるといいかもしれない。

運転手時給: 1,000円(60分単位, 待機時間も含む, 時刻計測は自宅発から)
ガソリン: 1km 30円(距離の計上は、自宅からスタートとする)
消耗・税金・保険代: 1km 120円(距離の計上は、自宅からスタートとする)
距離、自宅から10kmまで(10.1km以上は受け付けない)

まぁ、このぐらいになるとやはりタクシーの方が手軽でいいですね。